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ありがとうございました




















魯山1月展示会、寒い中ご来店いただきました皆さま、ありがとうございました。
会期中、たくさんの方にお越しいただき、とてもしあわせな時間を過ごすことができました。
(展示の様子は先日ご紹介しましたので、宴の写真ばかりでごめんなさい。そしてちょっと長いです。)

今回は「古いものを素材に 道具としての装飾品をつくる」という、はじめての挑戦もあり、展示がはじまる迄も はじまってからも、ずっと緊張感の中に在りました。

素材をあつめるところからはじめて、扱ったことのない金属の加工や処理の仕方も手探りで、どう向き合ったらよいのか、ほんとうのところを打ち明けると、たのしんでいる余裕など まったくなかったのだけれど、それでも アクセサリーを身に着けるときの、あの密やかな昂揚感や、身に着ける人の美しい姿をイメージしながら、大切に大切に向き合いました。

“ペーパーからくり”は、何にもないところから、100分の1ミリや100分の1度とか、そんな細かいところまで 自分で形をつくっていって、色や模様も細部まで描き重ね、ゼロからどんどん足していくのに対し、今回の課題では、素材がもつ形や表情を貰い受け、それを活かしながら仕立て上げていくという、なんだか真逆のようなつくり方だなと気づいたのは、展示会がはじまって、お客さまと話していたときなのだけど。

はじめてのことだったけれど、これまで見たもの、感じたこと、捉えたもの、貰い受けたもの、培ったもの…、手にしたひとつひとつが、こういうときに ふっと想い出すように現れて、役に立つものなのだなぁと、すごく不思議なんだけれど、でも、きっと、出逢ったすべてが力になるのだなぁと、実感した日々でした。

鏡の前で瞳をキラキラさせながら どれにしようかと迷っている みんなの笑顔は、眩いほどに美しく、私は涙が出そうになるのを堪えながら、あまり見過ぎないように、そっと見守るように眺めていました。
その光景を、ずっとずっと 忘れずにいたいと思いました。

紙からくりもアクセサリーも、みんながびっくりしてくれて、笑ってくれて、最高にうれしかったです。
「びっくりした」は、びっくりさせたい私にとって 最上級の褒め言葉。
今回アクセサリーを「つくろう!」と決意できた最後の決め手は、からくりも アクセサリーも、どちらもきっと、驚きと笑顔を引き出せる 魔法のような力があるような気がしたからです。そこが同じであれば、私にもできるような気がしたからです。
実際、からくりとアクセサリーの両方をお買い上げくださった方がたくさんいらっしゃったことも、本当にうれしかったです。
男性にもアクセサリーをお買い上げいただけたことも、とてもうれしかったです。(しかもとても似合っていた。)

お会いした皆さまや 電話やメールをくれた人たちから、宝物のように素晴らしい言葉をたくさんいただいて、つくってよかったな、展示できてよかったなと、心の底から思いました。
そして今回大浦さんが、はじめて私の紙からくりを見て、それから はじめてつくったアクセサリーを見て呟いた「無敵やん」の一言は、勲章のように いつまでも 胸に輝きつづけると思います。

魯山という場で、うた子さん大浦さんとご一緒させていただけたことも、本当に有難く うれしかったです。
私一人では、こんなにも多くの方に作品に触れていただくことは絶対にできませんでした。

たくさんの方に支えられ、素晴らしい時間を過ごせたこと、心より感謝致します。
本当にありがとうございました。
これからも いろいろなことに挑みながら、驚きと笑いを届けられるよう、がんばりたいと思います。

(初日、友人たちが集ってくれた魯山での乾杯は 最高にたのしく幸せで、最終日、大浦さんご夫妻とのちいさな打ち上げも 心がほっとあたたまる 幸せなひとときでした。)
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